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【考察】魔術士オーフェンはぐれ旅:スウェーデンボリー考察と整理

以下の考察には「魔術学校攻防」までのネタバレ、考察を含みます。
文中に出てくる「ボリーさん」は「スウェーデンボリー」のことです。あ、愛称…。

ボリーさんの魔術泥棒の仕組み

魔術を使うにあたって「魔術構成を編む」「魔力を注ぎ込む」「魔術の影響範囲を決める(媒体の使用)」みたいな要素があって、ボリーさんは魔力を持っていない(オーフェンに奪われた)だけで、魔術構成を編むことはできるので、他人の魔術の構成を編み直す(書き換える)ことで魔術を使用している。
マヨいわく、理論上は他人の魔術構成に干渉することは可能だが、それを実際にやってのけるのは常識を凌駕した熟達。

相手の構成を理解しなければ書き換えることもできないので、構成を暗号化すれば奪われないですむ。が、オーフェンほどの魔術士が複雑な構成や誤魔化した構成を使っても、ボリーさんが本気を出すと看破されてしまう。そういうレベルのお人。

また、ケース別に見ると

  • マヨールの魔術を奪ったとき→呪文なし
  • 天人もどきの魔術を奪ったとき→呪文あり(オーフェンには理解できない言語)
  • オーフェンの魔術を奪ったとき→呪文なし

って感じなので、ボリーさんはたぶん音声魔術士なのだろう…。あくまで音声が媒体で、天人の魔術を奪った時はそれがなかったので自分で唱えたのかな、と。

オーフェンが魔術文字を奪ったのはボリーさんのように構成の書き換えを行ったのではなく、魔王術を使って魔術文字を自分の手元に転移させた感じだろう。
(ところで、この戦い、オーフェンはこの魔術文字の効果を理解していたと思われるわけで。魔術文字の解析が行われているとはいえ、魔王オーフェンの頭の中はどんなことになってるんだろう……)

ボリーさんが魔王術を使えない理由

とりあえず、魔力がないので魔術を媒体にした魔王術は使えない。

  • 魔王術泥棒はできるのか→できない。
  • 偽典構成だから泥棒できないのか→『魔王に対して使える術は、構成を暗号化した特殊術か……魔王には使えない魔王術だけだ。』という記述から、構成の差異が理由ではないように感じられる。暗号化と並べて書くのだから『偽典構成を使用する魔王術だけだ』のように構成を主として書いてよさそうなものだし。はっきりと『魔王には使えない』とあるので、魔王もといアイルマンカーたる理由があるような気がする。

そもそも、魔力があった時代にも魔王術を使ってないようなので(自分で他の神人種族を封じてしまえばいいのにやってない※)、魔力の有無や偽典構成にかかわらず使えないんじゃないかな。たぶん。
※スクルドが相手の場合は魔王術が使えても対抗できないのだろうけど。

ボリーさんが人間種族に魔王術を使わせる理由の4つめ

女神に負けることを恐れているボリーさんは、なんで人間種族には魔王術を教えたの?ボリーさんが人間に負ける可能性だって出てくるのに。
とりあえず3つの理由は

  • ほかに女神を倒す方法がない。人間種族に女神を倒してほしい(戦う手段として教えた)
  • 巨人化の問題も深刻だから、自分たちで処理して欲しい
  • 人間種族の能力は不安定で、能力を得るのも早いが失うのも早い(自分を凌駕するより先に力を失うだろう)

4つめは
オーフェンが自身を凌駕し、新たなアイルマンカーになることを望んでいる。
ただし、ウォーカーになって世界離脱して欲しいではないと思われる。ボリーさんにはこの世界から解放されたいという願望があるが、“現世界”の創造主である以上、それは叶わない。だから、オーフェンが自分になり代わることを望んでいる。
「なり代わる」ということは、“現世界”の新たな創造主となること、つまりボリーさんが作った世界をオーフェンが書き換えることであると推測できる。書き換えてしまえば“現世界”は消えるだろうから、ボリーさんが望むオーフェンの神化は“現世界”の破滅を意味する可能性がある。

  • 魔剣「天世界の門(オーロラサークル)」の別名
  • 世界を書き換える行為の比喩=魔王術の比喩
  • 過去との決別の比喩
  • 人と人の縁を切るモノの比喩

備忘録:freo導入

備忘録つけようつけようと思いつつ、忘れたまま1カ月以上過ぎてて、もうよく覚えてない。とりあえず箇条書きしておこう。
構築したサイトは二次創作サイトで、妄想全開なのが気恥ずかしいのでここでは省略……。

freo.jp – 創作サイト向けコンテンツ管理システム

freo公式から

プラグイン以外

プラグイン

参考にさせていただいたページ

自分でやったこと

  • 記事登録ページの「確認」「登録」ボタンの位置変更。あまり触らない項目より上に配置されてるのですが、あまり触らない項目を触り忘れるので、下に持っていきました。
  • あとはただひたすらテンプレートとCSSの手修正。

余談:最初にアップロードするファイルがすげー多いので、FTPツールなど環境によっては注意が必要かもしれません。アップロードもそうだけど、全削除しようとするとこれまた処理時間が…って感じでした。

【感想】小説「魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防」

魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防【初回限定版】

以下の感想にはネタバレ、考察を含みます。

折り込み口絵でいきなりノックアウト。そんな感じの新作です。

折り込み口絵の裏側ですよ。かっ、かっこいい…なんだこれ、かっこいい…。表情や突き出した腕、動きを感じさせる衣装(はためくローブはもちろん、身体の捻りに合わせてベルトが見えてるところとかさ…いいよね…)、画面をけぶらせる魔術の光…すごく好きです。
特に表情が若い頃の戦うオーフェンを彷彿とさせて、オーフェンだ!って感動しました。第4部オーフェンのキャラデザには不満はなくとも、やはり年を取ったぶん違和感はあったのですが、今回の口絵で、ああ、この人本当にオーフェンだったんだな…と。

愛の村。いきなり股間。どういうことなのか理解できない。いや、理解できるのがすごく嫌だと言うべきなのか……。
貧しいほどの質素な生活やそれを可能とする価値観は、(私には無理だとしても)みんなこうなら確かに幸せかもなと思わせるものでしたが。
ともあれ、ベイジット達は良い人達に助けられたようで良かったです。すぐにお別れになったし、ここでの生活がベイジット達の進む方向を変えることもありませんでしたが。
覚悟を決めたというか、ふっきれたというか、腹を括ったベイジットに恐怖を感じます。この先、彼女がどういった行動に出るのかが怖い。オーフェン・マヨール側の陣営になんらかの損害、場合によっては深刻な損害(人命の損害)を招きかねないのでは…そう思えて怖いのです。

一方、兄のマヨール。婚約者と師のおかげか、深刻に落ち込むこともなく、原大陸はぐれ旅を満喫しているようで。
登場したと思ったらいきなり魔王救出を掲げていて、ちょ、おま…ってなりましたが。この子いつの間にっていうくらいオーフェンにゾッコンになってて、3年前の舐めた態度が嘘のよう。いや、可愛い甥だなとは思いますが。
術者として憧れ、指揮者として憧れ、叔父として憧れ…とにかくその人を信じ切ってる感があります。悪い意味では超人的なオーフェンを信頼している。ただ、その部分に関しては、クリーオウとのやり取りで、彼女に言うべき言葉を考えることで、自身に言い聞かせるはめにはなっていたので、良かったです。マヨール、さすがに幼稚ではなかった。

マヨールとラチェットとのコンビ感、良かったです。いとこ宣言もぐっときました。ギャグだったけど。「え? 生きてるよね。死んでんの?」などなど、やり取り面白かったです。
ラチェットの傍若無人ともいえる奔放さにはハラハラしました。周囲の大人がブチ切れないか。エド、クレイリーはさすがでした。
特にクレイリーは初登場時の雑魚臭はなんだったんだろうってくらい男前の活躍をしてますね。魔術呪文も簡潔で身も蓋もなくて、いっそシビれるくらい。おべっか屋とあの戦士振りと、他にはないそのバランスが凄い。オーフェンやマジクもクレイリーの悪癖を理解したうえで、戦士として信用しているのが、このシリーズらしいなと思います(仲間を問答無用で信用するようなことがないあたり)。

話は戻ってラチェット。彼女の能力は予知系なんでしょうか。三姉妹の末娘で未来にかかわるって、それなんてスクルド。魔王オーフェンの娘達は、本家魔王が創り出した三姉妹と関連しているのか、いないのか……。
ヒヨやサイアンとの組み合わせも良かったです。殺伐とした情勢の中で和みをくれます。サイアンの不憫さと誠実さが良心的。
敵を始末すると言いきった父親について、涙を零すシーンにははっとさせられました。ダメダメな部分の父親を知っていて、彼が敵を始末するときにどんな気持ちになるのか娘達が考えたりするのかと思うと胸が痛いです。
マヨールともどもピンチな状況で以下続刊になっているので心配です。

マキとエドの関係も明らかになりましたが、意外なところで。どういう経緯で今の関係になったのか気になるところです。周りに反対されただろうか、とか、いろいろ考えてしまいます。

そして、前巻ではずっと座りっぱなしだったオーフェンがやっと動いてテンション上がりました。だって、いきなり門破壊とか。妻子には呆れられ、エドには叱られ…耳を塞ぐ仕草が可愛い。
ヒヨが彼の魔術構成を見て綺麗と言ったのが印象的でした。20年前ですらキエサルヒマ有数の魔術士だったオーフェンが、あれからさらに熟達したのだと思うと、気が遠くなります。それでもまだ伸びしろがなくなったのではないから怖い(スウェーデンボリーの制御レベルには達していない)。

オーフェンがクリーオウのことを「君」と呼んでいて、おっとそうなのか、となりました。昔は「おまえ」だったのに、オーフェンが「君」って呼ぶのは女性相手だったので、妻は女性扱いなんだなとしみじみ。
クリーオウは子供たちの前ではオーフェンのことを「お父さん」と呼んでて、すっかり母親が板についてるなあと感慨深いです。
夫妻の会話シーンは、膝枕してる図に脳内変換されてしましたが、よく読んだら違いました。マキがいるからそりゃそうか。

「学校を飛ばして対抗するか」「飛ぶのか」「飛ばねえよ」お前ら仲良しだな。こんな会話をするのが(前)顧問と隊長なのかと思うと、部下達の精神的疲労がしのばれます。
オーフェンの出陣を見送ることを、エドが「止めないという大仕事」と表現したことが切なかったです。相当いろいろあった二人だけど、エドにとってオーフェンは大事な存在なんだと分かって嬉しいような、こんな事態でなければ喜ぶだけで済んだのですが。

要塞船が飛んだのも予想外でしたが、レキに乗っての出陣も予想外でした。暴動や反発に読み手としても鬱屈が溜まっていただけに、敵を蹴散らしながらの出撃は高揚したし、カッコ良かったです。カッコいい半面、「心は固く塗り潰す」オーフェンがつらくもありましたが。
機能のみを追求した魔術士になるだけなのだと、そしてその機能は原大陸最高峰にまで研ぎ上げられたものなのだと思うと、そうせずに済む困難な道を選んできたのになあ…と、悲しくもなりました。

船上ではほぼボリーさんとの一騎打ち。天人種族もどきは、聖域の司祭を彷彿として、いかにも弱い印象を受けましたが、ドラゴン種族が造られていたということにはぞっとしました。
オーフェンが天人種族以外の始祖魔術士は滅ぼしたという記述がありましたが、ひょっとしなくても「アイルマンカー結界を外す=始祖魔術士を殺す」ということだったんでしょうか。オーリオウルはその時点ですでに死亡しており、オーフェンによって消されたわけではないので。
オーフェン自身は魔王術を知らない段階ですが、第二世界図塔を使って魔王の力を制御した術だったから、いちおう魔王術になるんですかね。

オーフェンの魔王術の呪文、すごく詩的でした。カッコいい。出だしの「遠く遠く歌の聞こえる」が好きです。
我は~系の呪文とはまた方向性が違い、マジクともラッツベインとも違って、魔王オーフェン独自の雰囲気が、一線を感じさせて良かったです。

ボリーさんの「力を失ったわたしは自分では魔術を発動できない」という話は、文字通りオーフェンに魔力を奪われたからってことでしょうが。
「魔術を奪う」技能については、魔力はないけど、魔術構成を読んで、書き換える技能はあるから、他人が魔力を注ぎ込んだ魔術の構成を書き換えることによって、自分が望む魔術に置き換えている(魔術を奪っている)ってところでしょうか。
構成の書き換えは理論上は可能だが、それを実行するには常識を凌駕した熟達が必要となる、というマヨールの話(@約束の地で)からすると、魔術泥棒ができるのは現時点ではボリーさんのみということになりそうです。
攻撃しようにも、自分の魔術を奪われた上に返されるわけなので、すごく厄介な相手ですね…。さすが本家魔王、いやらしい。
魔王術なら奪われないというのは、どう解釈すればいいのか悩んでいます。構成が特殊だから書き換えできないのかとも思いましたが、「魔王には使えない魔王術」という記述があるので、また別の理由のようです。

ボリーさんが「人間種族に魔王術を教える4つの理由」の4つめは、船上で明かされた内容ってことでいいんでしょうか。オーフェンに魔王術を授けることによってウォーカー化への足がかりを作る、と。
オーフェンは魔王術による制限がないため(失うことに意味を感じない→失うことに意味を感じる人だとこれ以上は失えないと感じる限界が存在する→術に制限が生じる→オーフェンにはそれがない、と今のところ解釈しています)、魔王の力を完璧に制御さえできれば、世界創造を成すこともできる。すなわちウォーカーになることができる。そしてそこに達した時、オーフェンに人間であることの喪失が訪れる――という解釈でいいのやらどうやら。ボリーさんの話は難しいです。
ただ、オーフェンがさほど動揺せずに話を聞いていて、もはや何が起こっても受け入れていくしかない覚悟が彼の中にはあったのかなと思います。
覚悟を決めたのは23年前かもしれませんが。絶望しても生きていけるという答えが、オーフェンに正気を失わせない、諦めさせない。見ている方がつらいです。彼の周囲の人間は、自分達には理解しえない彼の苦痛を思って、やはり苦痛を感じているのだろうと思うと、いたたまれないです。

女神の降臨も差し迫って、佳境を迎えつつあるんだという興奮と、物語が完結に向かう寂しさがあります。もっと読んでいたい。いや、第2部が完結した時の「もっと読んでいたい」が実現して、なかば夢を見るような心地でこの第4部と向き合っているわけなのですが。強欲です。

エド視点の番外編。面白かったです。「いい意味で」はつければフォローになるわけではないと、誰かがしっかり指摘するまで使い続けるんでしょうか。指摘するとしたらオーフェンの仕事になりそうですが。
子供の相手をするエドという光景がすごく意外で、でも見守る側の視点が感じられて、エドも昔とは違うんだなあと、やはりしみじみしました(いたるところで、しみじみせずにはいられない第4部)。

20年の歳月を感じさせて胸に沸くものも多く、破局の迫った緊迫感に苛まれる新作でした。とても面白かったです。

最後に腐女子視点で余計なことを言えば。
今回、魔王オーフェンがとても可愛かったです。門を壊して叱られたり、わんことコンビを組んだり、エドと漫才したり、ボリーさんに精神的にいじめられたり。妻子にもエドにも心配され、甥には救出を目論まれ、コギーは彼の娘を見てすぐに察し、キルスタンウッズはつてで協力し、大統領邸は身柄の引き渡しに応じず(ここはまあ色々あるのも分かってるんですが)、オーフェンの愛されてる感がすごい…。
読んでいる方が頭の痛くなるような環境にいるオーフェンですが、周囲の人間との信頼関係は篤く、頭痛を緩和してくれます。

BAD ENDにならないことを祈りつつ、次巻を待ちたいと思います。

自分用メモ

間違ってるかもしれないけど書き出さないと頭が整理できない。

神人 存在確認 確認方法 敵意
魔王スウェーデンボリー 第二世界図塔 なし
運命の女神(過去)ウルズ 文献
運命の女神(現在)ヴェルザンディ 来襲(キエサルヒマ) あり
運命の女神(未来)スクルド ×
海魔メイソンフォーリーン 来襲(海上) あり
デグラジウス 来襲(原大陸) あり
ウォーカー=ガンディワンスロン
  • 戦術騎士団…魔術戦士。現在の最高指揮者はマジク。
  • スウェーデンボリー魔術学校…魔術士+一般人。キムラック系開拓団とキエサルヒマ魔術士系開拓団の妥協点(なのでオーフェンが校長だった)。
  • 開拓公社…キエサルヒマ魔術士同盟と貴族共産会による開拓団。前身は貴族連盟が管理していたキエサルヒマ開拓組織。
  • キルスタンウッズ開拓団…アーバンラマ資本の開拓団。経営者はボニー。
  • 派遣警察隊…初期開拓団の監督から発足。拠点はラポワント市。総監はコンスタンス。
  • 軍警察…大統領配下。
  • リベレータ…貴族共産会。
  • 革命闘士…反魔術士、反資本家。

【感想】小説「魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場」

魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場【通常版】

発売後すぐに買ったのですが、バタバタしてしまって読めたのは夏になってからでした。そしてざっと1回読んだだけでろくな感想も書けないのですが、新刊の発売が目の前なのでちょっとだけ。
あとで直すかもしれないし直さないかもしれません。

  • ラチェットがすごい。言ってることが意味不明でストレスを感じないわけでもないけど、今後の活躍に期待してしまう。両親のどちらにも似てないような気がするのは気のせいだろうか。
  • 「犬」はやっぱりレキなんですね。魔術はもう使えないだろうけど、こうして見るとフェンリルはもとから変わった生き物なんだなあ、と。
  • エドさんがまた捕まってて笑った。(また=聖域)
  • ケイロンの腕から脱出後のエドはまさにエドだった。情け容赦のない成功率の最も高い戦法をとる様は痺れます。まさにおれたちにできない事を平然とやってのけるッ。
  • イシリーンに背負われててもエドだった。
  • エドとクリーオウの会話はなんだか感慨深かった。わずかながらでも一緒に旅したことで、開拓で培われたのとはまた別の彼らなりの絆がありそうだなと感じた。
  • クリーオウが夫よりもエドに似てるかもってのはちょっとどきっとした。クリーオウも目的のためにはなりふり構わないというか、物量的な損害を気にしないというか。オーフェンだってそういうところがないわけではないけど、方向と次元がひとつ違うような印象がある。
  • イザベラが強過ぎて衝撃を受けた。聖域ではあまり目立ってなかったけど、こんなに強かったのか。よく考えたらマジクの師匠だった。
  • 20年を経て戦いは苛烈を増したようにも思えるけど、凶暴化しただけのヴァンパイアとドラゴン種族の暗殺者とも謳われるレッドドラゴンでは、やはりレッドドラゴンに軍配が上がるのだろうか。(イザベラだって20年前より強くなってるだろうけど、それでもこれは…)
  • 世界樹の紋章の剣、やっぱり動いたー! でもなぜ。オーフェンが作る時に何か仕込んでおいたのか。別の要素が絡んでいるのか。気になるところ。
  • オーフェンはほとんど座りっぱなしだったけど、次は暴れてくれるだろうか…。これも期待したい。
  • 番外編でほっと息抜き。
  • 娘からプレゼントされたパジャマ着てるの可愛い。まともなデザインなのか心配だけど。
  • 秘書候補の方は小気味良く、有能でいいですね。実際に秘書としてバンバン活躍してもらいたかったくらいにもったいない。仕方ないけど。
  • オーフェンさんは早く結婚指輪を取ってきてあげてください。

【感想】小説「魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦」

魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦【特製小冊子付き初回限定版】

オーフェンの人生ハードモードというか、そもそもクリアの概念がないような…。

以下の感想にはネタバレ、考察を含みます。

序盤から大規模魔術が使用される戦闘で驚きました。二部までの魔術戦からは想像もできないというか、まさか空中戦とは…。
マジクの成長ぶりが目覚ましいというか空恐ろしいというか、ここまで至るのにどんな経験を経てきたのか考えると気が重くもなります。開拓史でのヴァンパイア戦はもちろん、キエサルヒマでの戦争とか。
一方で、お師様みたいな強い魔術士になりたいって言ってた子が、師匠に最も信頼される戦士になってるのは言葉にならないですね…。良かったねえと頑張ったんだなあと感慨深いです。
エッジのマジクに対する印象も改められそうですね。短期間で逃げた弟子という認識違いもいずれ訂正されるのかな? 彼女の魔王唯一の弟子という自負がどうなるのか不安ではありますが、ヴァンパイア戦の現実を知った以上、ばねに出来るだろうと思いたいです。

ラッツベインとエッジの戦闘もこれまでにないもので面白かったです。ネットワークの解析が進んだからこそという面もあるんですかね。20年という歳月でいろんな技術が進歩したんだなと思います(進歩させなけりゃ対応できなかったということもあるんでしょうが)。
ラッツベインの「愚図らず魔王術に専念!」で、彼女に対する印象も変わりました。妹の冷静さに助けられていましたが、いざ肝が据わるとさすがあの両親の娘というか。特に、生死きわどい場面で痛烈な一手を撃ちこむ父親を彷彿とさせるようでぐっときました。

新キャラのイシリーンはいい味出してますね。名前だけのモブかと思っていたんですが、まさかこんなにしっかり登場するとは…。
前作の展開からエッジとマヨールの仲を気にしていたので、肩透かしをくらった気になりつつも、イシリーンがいいキャラだったので残念ということはないです。
真面目すぎる部分のあるマヨールにとっては、背中を蹴ってくれるし、それでいて言いたいことも汲んでくれるしで、いい恋人なんだろうなと思います。

今回はクリーオウの出番もけっこうあって嬉しかったです。マヨール達を招き入れて食事を振るったりするところは、いいお母さんだなあと思いました。ラチェットが母親を煩わせないでと怒ったりするところからも、ほんと娘達から好かれてるんだろうなあと。
しかし、オーフェンが謝って今の暮らしになったってことは、さすがのクリーオウも何度かキレそうになったんですかね…。オーフェンの性格も開拓の困難も分かってるだろうし、ある程度は諦めてるし、腹を括っていた部分もあるだろうとは思いますが。もしくは、キレた相手はオーフェンじゃなくて議会あたりなのかな。旦那はしんどい思いをしてるし、娘は巻き込まれかねないし…と考えると。そうするとオーフェンが謝ったというか、キレるクリーオウを謝りながら止めたという想像になってしまいます(笑)。

母親らしさに和んだ後のヴァンパイア戦で「クリーオウはやっぱりクリーオウだった!」と思いました。めちゃくちゃだ…。しかし、さすが過ぎる。ラチェットとのコンビ感がいいですね。
飼い犬(レキなんでしょうか、「犬」としか表記されませんが)もしっかりサポートしてて、クリーオウの側にこの犬がいるのは安心感があります。この犬については、女神の呪いをもらう前の状態に戻ったフェンリルなのかなあと思ってます。
エッジはどうも三姉妹の中で貧乏くじを引く立ち位置のようですね。
クリーオウがオーフェンに相談したいことがなんなのか気になります…。オーフェンは次回も簡単には家に帰れなさそうな雰囲気ですが。

オーフェンパートは相変わらず胃が痛くなるような展開ですね。尋問とか、開拓史の話とか。でもラッツベインやエッジとの会話は和みました。水吐き病はひどい嘘だ(笑)。ラッツベインが天然なのは、オーフェンにも責任があるのでは…。

オーフェンの魔術は圧巻でした。周りの信頼もさることながら、マヨールから見た描写が凄いです。オーフェンはもともと優れた術士でしたが、その魔術についていちいち凄いと思うキャラは少なかったので。ラストの魔王術はもう信じられない規模で、本当に二部までとは相手が違うんだなと改めて感じさせられます。
エッジが目を逸らして震えていたのは印象的でした。魔王の孤独について思うところのあるエッジとしては、やはり魔王さながらの戦いぶりには複雑な思いもあるでしょうし、喪失しているものが分からないというのは不安が大きいと思います。喪失しているものによっては父親を失いかねないですし。
実際、オーフェンは何か喪失してるんでしょうか。魔王の力を手に入れてるから喪失はないのかとも思えますが。魔王スウェーデンボリーといえば「時間を呼吸し、夜空を食らって飢えをしのぐ」という話を思い出しますが、このへんを喪失されてたら大変そうです。まあ、このくだりはおとぎ話のようなものだとは思いますが。

クレイリーはすっかりいいキャラになった気がします。嫌なやつなのに憎めない。しかし、よくある「憎めないキャラ」とはベクトルが違う気がします、上手く言葉にできないんですが。
とりあえず、マジクやエド、シスタも存命のようでほっとしました。

「魔術戦士の師弟」でマジクがラッツベインに「君と同じことをした人を知っているよ」と言っていましたが、これは二部までにあったエピソードでしょうか、いまいいち記憶にないのですが。自分はとりあえずニューサイトを壊滅状態にしたオーフェンのことかな、と思っています。
ニューサイトに住めなくなったのは単純にデグラジウスのせいかと思ってたんですが、今回シマスに放った魔王術の規模を見ると、オーフェンが壊滅させたんじゃないかという気もします。汚染については女神の呪いよろしくデグラジウスのもたらしたものかとは思うんですが。

次回以降のオーフェンはどうなることやら。議会の弾劾が事態をより悪くしなければいいですが。場合によってはしがらみを捨てられるのかも?とも思いますが、なかなかそう上手くいくとも思えず。
そういえば、マヨールは「世界樹の紋章の剣もどき」を持って旅に出てるんですよね? 彼が魔王術を使えないのは驚きでしたが、この剣が使い物になれば、あるいは十分に戦えそうだなあと思うのですが。使い物にするにはまた小細工を仕込まなければいけないようですが、あの剣には何かありそうな気がします。
あとはケシオンもといボリーさんの再登場もあるかどうか気になるところ。
次巻は2012/2/25で思ったより早い刊行で嬉しいです。楽しみ。
《追記 2012/01/03》次巻「解放者の戦場」の発売は2012/03/25になったようです。

【感想】小説「魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で」

魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で

構想として、キエサルヒマ大陸西部編が第1部、東部編が第2部、新大陸開拓黎明期が第3部で、この新シリーズは第4部にあたるそうです。第4部を読んでしまうと、がぜん第3部も読みたくなります。第3部の流れはあとがきなどで明かされているのですが、神人種族との戦いがどのように描写されるのかが特に気になります。

以下の感想にはネタバレを含みます。

秋田BOXで既読ですが、今回は挿し絵付き。表紙の中年オーフェンは哀愁があっていいですね。口絵が爽やかなオシドリ夫婦(そう見える)で思わずニヤついてしまいました。後ろの方でデバガメしてる娘たちが可愛い。

オーフェンは20年の歳月を経て、(まさかの地位にも就いているというし、)すっかり落ち着いたのかと思えば、いきなり「魔王オーフェン・フィンランディは今日も、恐怖の魔力によって世界を征服する邪悪な計画を示す書類に目を通していた。」で笑ってしまいました。笑うというよりはほくそ笑むというか、まあ、にやにやしてしまうわけです。
この巻では、そんなニヤついてしまう箇所が多くてたまりませんでした。マヨールの母親似の顔とか、カーロッタ村の薪とか、胡椒引きとか、馬とか。
もちろんコメディとしてだけでなく、「あ、こういうところは昔と変わってないんだな」と感じられて、そういう意味でもニヤりとしました。

嫁のほうは優しい母親になったようで、だいぶ落ち着いた印象です。勢力的には嫁>夫のようですが。夫婦仲は睦まじいようで嬉しいです。
三姉妹ではエッジが好きです。気は強いけど、両親のことが大好きな可愛い子だと思います。父親のことはもちろん、そのボディガードなんて渾名された母親のことも尊敬してそうな感じを受けました(ところで、この「魔王のボディガード」っていうのがすごく好きです。クリーオウは昔と変わらず、死地にまでくっついて行ってサポートしてたのかと)。
そういえば、エッジとマヨールは仲良くなったなと思っていたけど、よく考えたら馬車の中で失望されたところからは回復したんでしょうか…。この二人は今後も気になるところです。

戦闘シーンではマジクが際立っていた印象です。訓練所でのマヨールから見た戦いぶりは燃えました。そんなに成長したのか、と。いや、もともと魔術に関しては才能を見せていた彼ですが、頼りない面もあったので。それが騎士団で一、二を争うとか、しかも争ってる相手があいつだとか。なにより、オーフェンに信頼されているというのがいいですね。なんだか感慨深いです。
しかし、ラッツベインや生徒にはちょっとなめられているような? 騎士団以外にはあまりその実力を知られていないのでしょうか。ひょっとして、魔術戦士の脅威に反発する勢力への対策として、マジクの強さってあまりおおっぴらにされてないのかなとも思いました。かと言って、強い戦士がいないのも問題があるから、隊長なんかがしっかり護衛などの仕事もやってるのかな、と。まあ、単純にマジクの性格がそういうものだからってだけかもしれませんが…。

シリアスな戦闘シーンではないんですが、ラッツベインがエッジをおしおきするシーンの描写が好きです。あっさりと、しかしはっきりと二人の力量差が見えて。
このシリーズの、戦士の力量を感じさせるシーンがすごく好きです。こんなに強いキャラがいるのかと圧倒されて、燃えるし、心躍ります。

クレイリーはいけ好かない奴ではあるんですが、訓練所で見せた技能や覚悟を見ると、彼もまた苦難の時をオーフェン達と一緒に歩んだ戦士なんだと思い出されて、前半部分のマイナス点がだいぶ軽減されました。収拾のつかなくなった会議を終わらせてくれますしね。

開拓黎明期の話は重いです。読んでいるだけでつらい。冗談だったはずの忠実な軍隊を手に入れることについて考えてしまうくだりも、それだけ苦労しているのかと思うと、切ない気持になります。
クリーオウやマジクがいてくれて良かったと思うし、今の彼が家庭に恵まれていることに気持ちが救われます。
そして、馬にかじられてたり、嫁に叱られてたり、娘に甘えられてるオーフェンを見ると安堵します。これからもそうあってほしい。
なんてことを思った後に、プルートーの密約が明かされたりして、ちょっと絶望的な気分になったりもしました。そっとしといてやってくださいなんて、そんな次元じゃないことも分かりますが。
すべてが上手くいって犠牲がない、ということのない作品だけに、今後の展開が不安です。しかし、早く読みたいのもまた事実。次巻が楽しみでしかたないです。

【感想】漫画「魔法騎士レイアース」

魔法騎士レイアース 新装版全3巻 完結セット 魔法騎士レイアース2 新装版全3巻 完結セット

読み返そうと思ったきっかけは忘れたのですが、とにかくもう一度読みたいと思って購入。

※大どんでん返しもある作品ですので、以下の感想は既読の方のみにおすすめいたします。

絵の美しさは言わずもがな。カラーの鮮やかさ、モノクロの力強さ、その華麗な絵柄が好きです。絵を眺めてるだけで楽しくて、何度もページをいったりきたりしています。

連載当時、掲載誌を読んでいたわけですが、第一部のラストは衝撃的でした。二部構成になるとも知らずに読んでいたのでそりゃあもう本当に…。これで完結なの!?みたいな。すぐに第二部が始まって安堵した次第です。
第一部の分かりやすく熱い展開も好きですが、第二部のシリアスな展開も好きです。最後がハッピーエンドで良かったです。

設定の大きさに対して、全6巻と短くまとまっていて、改めて読むとどんどん話が進んでいくなあと感心してしまいます。
もっといろいろ寄り道したり、エピソードを増やせる設定だと思います。特に第二部は他国も出てきて登場人物がぐっと増えたり、一部で登場したキャラの出番が少なめだったりするので、もう少し尺があっても良かったかも?と思ったりします。
ただ、人気作品がぐだぐだと引き延ばされてしまうのは好きではないので、これはこれでいいんだとも思っています。

疑問とか。『柱』が世界を支えるという独特のシステムを持つセフィーロは王制を持たないわけですが、しかし、ではなぜフェリオは「王子」扱いなのか…。『柱』であるエメロードに敬称として「姫」をつけるのはさておき、「柱の弟」が「王子」なのはちょっとした違和感を覚えます。『柱』の親族は王族扱いなのかしら。
(もともと「姫」だったエメロードが『柱』になったのか?とも考えましたが、王制がないからやっぱりそれは違うな、と)

気になるといえば、召喚システムは魔法騎士が勝つこと前提のものだと思うんですが、それでも魔法騎士が負けちゃった場合、やっぱりセフィーロは滅びちゃうんですかね……。
あとは『柱』の存命中に『柱』よりも意志が強い者が現れたらどうなるんだろう…とか。自分でいろいろと考えてみる余地もあって楽しいです。

好きなキャラはクレフです。以下、長いぞ。
10歳前後の外見ではありますが、745歳で、導師という立場や性格から、ずいぶんキリッとしているので、見たまま子供という印象は持てません。とにかく美人で眼福です。
真っ白い法衣を纏って神聖な雰囲気があったり、でも持ってる精獣が何も考えてなさそうな飛び魚だったり、カッコいいんだか可愛いんだかよく分からんです。好きです。
第一部では崖から跳び下りて登場したり、杖で海を殴ったり、なかなかアグレッシブな人でしたが、第二部のクレフがそんなことをやってる姿は簡単には想像できません。平和になってシリアス脱出したら、またジタバタ暴れたりするんだろうか…。いや、あれは事情を知らない海達が真面目に話を聞かないから怒ってたわけで。クレフが最高位の導師だと知ってるセフィーロの人たちが相手だと、怒るようなこともあまり起こらないのかも。
最高位の導師ということで、すごい実力者で、きっとチートキャラなんだろうな…と思わせる雰囲気も好きです。でもそんなキャラはたいてい前線には立ってくれない…知ってます(アニメ版では身を削ってセフィーロを守っていたようで、それもまたいいですね。城全体を守るくらいなら、いっそ敵艦を撃ち落とした方が効率いいのでは…とか思ってすみません)。
第二部はクレフの出番も多めで嬉しかったです。セフィーロを守りたいという願いと、悲劇を繰り返したくないという憂いを抱え込んで、心を痛める様が儚げでたまらんです。
プレセアみたいなしっかりしてそうな女性や、海みたいな強気な女の子に慕われてるところもなんだか好きです。強いからこそ無理してしまうタイプであろうクレフの危うさを支えられるのは、そういう人なのかな、と。恋愛要素抜きに考えてもいいなあと思います。好きなエピソードは第二部のクレフと海の会話。

ところで、なぜクレフは小さいままなのか。強い意志があれば急成長できることはアスコットが示してくれますが、そうでなければ普通に成長していくのだろうと考えているのですが…。成長したくなかったのか、成長してはいけないのか、成長できなくなるようなことでもあったのか。
彼は前の代替わりも経験しているので(エメロード姫を生誕から見守ってきたという話があるので)、そのあたりにきっかけがあったりなかったりするのかなあと思いを馳せたりします。
そういうミステリアスな部分もいいですね。

さて、妄想も混じってきたのでこの辺にして。

『心』の力がテーマというのもあって、登場人物たちの凛とした眼差しが印象的な作品でした。
久しぶりに読み返して、とても楽しめました。面白かったです。

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小説「魔術士オーフェンはぐれ旅」 新作

魔術士オーフェンはぐれ旅 キエサルヒマの終端 魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で 魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦【特製小冊子付き初回限定版】

  • キエサルヒマの終端 2011/9/24発売予定
  • 約束の地で 2011/10/25発売予定
  • 原大陸開戦 2011/11/25発売予定

楽しみ過ぎて言葉にできない…。

はぐれ旅編完結(2003年)→作者サイトで後日談の連載(2008年)→後日談を収録した本の刊行(2009年)→新作(2011年)、ここまでこんな感じ。
後日談の連載中、毎日毎日が楽しみで楽しみでならなかった、あんなふうに日々を興奮しながら過ごすことはなかなかないでしょうね――って、秋田BOXが発売決定した時にも思ったわけですが、今年になって新作の情報が入ってきた時はまた跳び上がるかと。同時に、新作にオーフェンが登場するのか(次世代編となれば登場しない可能性もあるか?と思って)、そわそわしていたのですが、「原大陸開戦」表紙の手前にいるのが、もしかしなくても中年オーフェンですかね。
秋田BOXを読んでもなかなかその年のオーフェンが想像できなかったので――若いオーフェンのあのキャラデザの印象が強くて――、こんな顔だったのかあと意外な気分です。「約束の地で」の表紙の哀愁漂う顔がいいですね。

過去に刊行された「魔術士オーフェン はぐれ旅」も新装版となって発売されるようです。旧装版は全20巻でしたが、新装版は全10巻になるとか。1冊に2巻分収録されるわけで、これは分厚い…。

<2011/09/05 追記>
秋田BOXでは挿絵がありませんでしたが、今回は挿絵が入るそうで嬉しいです。

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